【レポート】水産大学校・横田智也さん

遊佐町めじか地域振興協議会への提案書  【提案者 横田智也/水産大学校 水産流通経営学科】

鮭・めじかの発信(市場へ)

山形県はかつての流通形態と相まって、あまり鮭の知名度が高くないと思うので積極的に発信していく必要があると思う。鮭はよく知られていても希少価値も高く市場にあまり出回っていないためめじかは知らない人も多いはず。今回用いたSNSでの拡散はもちろん、消費地市場や大都市、地方都市等に実際に赴いて販売することで多くの人の目につき認知されると思う。また自治体も積極的に発信していく必要があると思う。山形というと県庁都市が海に面していないせいでどうしても農業が強いイメージがある。ふるさと納税で検索しても農作物が上位に来ている。漁業の存在感を出すため鮭やめじかはもちろんおばこサワラなどのブランド魚も県一体となってもっと県外に発信していく必要がある。山形県はおいしい魚の宝庫であるという個人的なイメージがあるので、ぜひ積極的に県外へ発信してほしいと思う。

2.若者への魅力発信

今回遊佐町のいくつかの水揚げ作業を見ていたが、ほかの漁業と比較し鮭は遡上してくるため漁船設備がなく、燃油代など気にしなくてよいため設備費用は比較的安く済むのではないかと思われる。鮭自体も単価が高いため非常に稼ぎやすい漁業であるともいえる。また農業とも並行してやっており、漁業をやっていない時期は米を育てると言った具合に一年を通してしっかりとライフスタイルがはっきりしているのが魅力だと感じた。また漁業だけではなく農業にも取り組んでみたいという若者にもお勧めできる。

3.未来のために今できること

現在私たちは石油資源に大きく頼っている生活をしている。石油資源は2014年段階で52.5年持つという計算がなされており、技術の向上によっては石油を採掘できる年代は伸びる可能性はあるが、それでも有限的な資源であることには変わりない。石油資源を消費する際に排出される二酸化炭素もいろいろと議論されているが、地球温暖化につながる可能性もあるといわれている。二酸化炭素等の温室効果ガスにより地球温暖化が加速することが真実だとするならば気候が変化する恐れがあったり、生物相が変わったりする恐れがある。石油資源は現在私たちの生活に深くかかわっているため、すぐに減少させるというのも現実的に難しい。まずリサイクルなどの小さなことから始めていくことが重要だと思われる。レサイクルされることによってごみが燃やされる量が減り、温室効果ガスの排出量を減らすことが可能となる。また電力も火力発電の割合が高く温室効果ガスを発生させるため、節電を心がけることによって使う電力の量を最低限にすることが出来、温室効果ガスの発生も減るのではないだろうか。これらのことはすぐ実践できるので未来の保険だと思ってやることも必要だと思う。


1,2,3にわたって洞察力抜群だと感じました。
これからはすべての取り組みで脱炭素を外すことは出来ません。その点でも鮭の人工孵化事業は地域貢献も含めて更に、重要性を増すと考えています。この事業を中心に据え若い方々で展望出来れば最高です。一緒にやりませんか?皆さん、まずは現場でお会いしましょう。

的確に山形の地域性と魅力を認識しているレポートでした。
特に農業と一緒になった孵化事業の魅力を指摘していただきました。

関連記事

レポート

資料

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. 【資料】スタディーツアー第1弾_藤本氏

  2. 【レポート】大津緑洋高校・阿部日南乃さん

  3. 藤本さんを訪ねて〜小川凛さんからのお便り

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
TOP